環境システム学類では、「環境」を次のような領域から捉えます。
たとえば、日本のエネルギー問題は、科学技術だけで解決できるでしょうか? 日本の優れた技術を活かすには、新たなエネルギーによる自然環境への影響の評価、普及を促進する法律などの社会制度の検討、地域に暮らす人々への理解が必要です。これら自然環境・社会環境・人間環境の問題を互いに関連付けて考えることが現代社会には必要です。ほかにも、企業活動や人の動きのグローバル化など、現代には、自然・社会・人間についての科学が、手を取り合って取り組まなければならない課題が数多くあります。
そこで、環境システム学類では、現代の様々な環境問題に対応するために、3つの課程を設置し、各課程で専門性を養いつつ、課程の枠を超えた学修が可能なカリキュラムを用意しました。