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「海と陸のつながりを味わおう!」第4回「漉き枠づくり」(1/19)

2020年1月19日(日)に,体験型イベント「海と陸のつながりを味わおう!」第4回「漉き枠づくり(オリジナルの漉き枠をつくろう!)」を,大阪府立青少年海洋センター(大阪 泉南郡岬町)の太平洋で行いました。

「海と陸のつながりを味わおう!」とは,田植え,生き物観察・漁業体験,稲刈り,漉き枠作り,海苔漉き体験,収穫祭の全6回のイベントを通して,生産・加工・消費の一連の過程を体感し,栄養の循環や地域の生活に根ざした持続可能な環境保全のあり方を伝えていくプログラムです。

NPO大阪湾や大阪府立大学,西鳥取漁協等で構成される「海と陸のつながりを味わおう!」実行委員会によって実施され,大塚教授・黒田准教授・海洋環境学研究室の学生がスタッフとして毎年参加しています。本イベントでは,研究室からは大塚研の学生1名が参加しました。

まず初めに,実行委員の河原氏より本日の流れについて説明があり,本イベントを助成している科学技術振興機構「持続可能な多世代共創社会のデザイン研究開発領域」領域統括の大守氏より激励の挨拶をしてくださいました。次に,実行委員の岩井氏より参加者の保護者の皆さんに向けて,「豊かな大阪湾の海に向けて」と称して現在の大阪湾の環境の現状について具体的な例を挙げて説明し,私たちが豊かな大阪湾に向けてできることは何であるのかについて講演しました。講演後,岩井氏による漉き枠づくりの説明を行い,各自作成をはじめました。カッターを用いて発泡スチロールを切り抜く作業は,子どもたちにとっては難しく,保護者の手を借りながらも慎重に行いました。くり抜いた発泡スチロールは,これまでは処分していましたが,今回は折り紙やマーカーペンを用いて,可愛らしく工作しました。

本イベントで作成した漉き枠をつかって,次回イベントの時に世界にひとつだけのMy海苔をつくります。
次回の第5回「海苔漉き体験」は,2020年2月9日(日)に実施します。場所は未定です。

また,本研究室HPにて,昨年度の「海と陸のつながりを味わおう!」のアンケート結果を掲載しています。興味のある方はご覧ください。

「海と陸のつながりを味わおう!」2018年度アンケート結果報告(本研究室HP内)